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今は複業や福業とも書いたりするように、複数キャリアを持ちながら働くスタイルが行き方の新しいスタンダードになりつつあります。そんな副業にカメラマンはいかがでしょう?!
昨今はカメラの性能が非常に高くなってきているので、ある程度基本的な操作方法や仕組みついて勉強すれば、一般的なサラリーマンでも副業カメラマンになることができる時代になったと思います。(実際にそういう方のお話もよくお聞きします。)
本日はカメラ初心者のサラリーマンが副業でカメラマンをするための具体的な手順や、おすすめの機材(購入にかかる経費)、オススメのマッチングサイトなどについて、実際に登録して働いてみている実体験も交えながらお話ししていきたいと思います。
この記事にはこんなことが書かれています
- 副業カメラマンの目標設定
- 副業カメラマンが合う人合わない人
- 副業カメラマンを始める場合の機材選び、必要な初期費用(おすすめの買い方)
- マッチングサイト毎の傾向と選び方
この記事にはこんなことは書いていません
- 副業カメラマンになるための撮影スキル
- 絶対に稼げる稼ぎ方(当たり前ですがそんなもんないです!)
それから、副業カメラマン関連では「副業するならカメラマン」という本が出ています。賛否両論ある本ですが、僕の考え方はこちらの本とは逆です。こちらの本は、カメラマンは低コストスタートで稼げる良い副業になるよ、という立ち位置です。「稼ぐ」が軸です。ですが、この本の通りにカメラマン始めると、なんちゃってカメラマンがたくさん生まれそうだなぁ。というのが読み終えた感想でした。正直なところ、僕は副業するならカメラマンは割りが良くないと思っています。ただ、カメラを、写真を撮ることを好きになれそうであれば、その好きは副業にできるよ!と、考えています。
もくじ
【目標設定】休日にボチボチ撮って月10万円!
まずは目標設定です。カメラマンを志すにも目標は様々ですよね。バリバリ働いて月100万円以上売り上げたい人もいれば、労働はある程度の範囲内で月自由に使えるお小遣いが欲しい方もいるかと思います。
この記事では目標設定はやや後者寄りにしています。本業は平日にあるけれどもう少しだけ金銭的な余裕が欲しい。新しいスマホを買うためのお金が欲しい。たまに旅行に行くためのお金を蓄えたい。というようなニーズに向けて月に今の給料にプラス7〜8万円できるようになることを目標にしています。
働き方としては、出張カメラマンのとしてマッチングサイトに登録し、撮影のご依頼を受けて働いていくイメージです。
労働日数のゴールは20,000円×5コマ
副業カメラマンも色々ですが、副業でガチガチに働きすぎてしまい、本業に悪い影響が出てしまっては意味がないですよね。
ある程度楽しみながらカメラマンをできる稼働日数というのが非常に大切になってきます。このあたりのことを考えて、ワークライフバランスとして最も心身ともにパフォーマンスが良いのが、月に4〜5回の撮影ではないかと思っています。
マッチングサイトなどで見かける出張カメラマンの相場は、およそ1時間の撮影で6,000円〜30,000円程度です。人気のあるカメラマンほど価格は高くなってきますが、その分撮影のクオリティも高くなっていきます。
その中で目指していきたいのが20,000円です。1度の撮影で20,000円のカメラマンになれれば、月に8日ある休日のうちに5時間撮影して10万円の所得を増やすことが可能です。
実際のマッチングサイトでの収入
口で言うよりお見せした方が早いと思うので、これぐらいの収入になるよ、という例をおひとつお見せします。
自分自身もマッチングサイトに登録して、撮影のお仕事を受けてみました。
こちらが登録した最初の月の数字です。全然大したことないですね(笑)
それが2ヶ月目、3ヶ月目、と繰り返すうちに増えていき、これくらいの数字で安定しました。
これは土日平日合わせた分で、この中には平日分が含まれています。
このうち56,628円が平日分なので、実際の土日だけでの稼ぎは136,136円です。
必要機材その1『カメラ』
カメラマンになるために必要なもの!それはまず当たり前ですがカメラそのものです!カメラを手に入れる、撮って馴れる、仕事をもらう。簡単にいうとその3ステップがありますが、その一つ目です。
この段落では機材について考えていきましょう。
出張カメラマンに必要なカメラの条件
カメラにはものすごくたくさんの種類がありますが、初心者が出張撮影カメラマンになるためのカメラには最低限の条件があります。それが下記の3項目です。
①フルサイズのカメラであること
フルサイズというのはカメラのセンサーサイズの種類です。初心者や一般の方向けのカメラのセンサーはAPS-Cというサイズの物が多いのですが、お金をもらって撮影するカメラマンのメインカメラはフルサイズが必須です。マッチングサイトなどでもフルサイズが必須となっているところが多いです。
②メーカーはキヤノン、ニコン、ソニーのどれか
これも①と似たような内容にもなるのですが、お金をもらうプロカメラマンとして使用する場合のカメラは上記のメーカーであることが望ましいです。こちらも①と同様に、マッチングサイト登録の必須条件としているところがあります。
③フルサイズのメインカメラに加えて予備のサブカメラを用意する
副業とは言えお金をもらうプロとして撮影するのであれば、確実に仕事をこなすのが絶対条件です。できればフルサイズで同スペックのカメラが望ましいですが、サブカメラはAPS-Cでも許されるのが一般的な考え方です。
出張カメラマンにおすすめのカメラ
上記の条件を満たすカメラとサブカメラをできるだけお金をかけずに入手するのがスタート地点です。フルサイズのカメラと言ってもかなり種類が多く、選ぶのが大変そう…かと思いますが、出張カメラマンを始めるのであれば選ぶべきカメラは2020年現在ではまだ1択しかないんです。
これ以外の選択肢はあり得ない!!!というカメラを紹介します。
α7Ⅲ
高すぎる!と思った人!安心してください!ちゃんとおすすめの買い方があります!
α7Ⅲが出張カメラマンになぜ良いのか
なぜこれしかないのか?出張撮影で特に必要となる要素と合わせながら項目別に説明していきます。
オートフォーカスが抜群に早い
出張撮影の撮影対象のほとんどは人です。主に家族写真や子供の撮影といった内容が中心になります。そんな撮影を成功させるための必須項目がオートフォーカスの性能です。カメラにはミラーレスとミラー有りの一眼レフの2種類があり、一般的にはオートフォーカスの性能はミラー有りの一眼レフの方が高くなります。しかし、こちらの機種はミラーレスでありながら、一眼レフ並みの高性能なオートフォーカスを実装しています。
瞳AF(オートフォーカス)がものすごく便利
更に、ミラー有りの一眼レフに差を付ける昨日がこちら!瞳AFです。その名の通り瞳にオートフォーカスをピタッと当ててくれる機能なのですが、これだけで撮影の成功例が抜群に上がります。出張カメラマンには評価が付きます。そしてその評価が高いほど撮影リクエストをいただく可能性が増えやすいものです。なので、良いタイミングでピントを外さず狙えるカメラというのが非常に大切になります。瞳AFを搭載したミラーレス機をライバルのキヤノンやニコンも発売していますが、ソニーのAFは他社より頭ひとつ抜けています。
バッテリーの持ちが良い
特に撮影を始めたばかりの場合は、失敗を防ぐために多めの枚数で撮ることが多くなると思います。そのためバッテリーの持ち時間は大切です。さすがにミラー有りの一眼レフに比べるとバッテリーの持ちは悪いですが、それでのα7Ⅲのバッテリーは他社に比べこちらもまた頭ひとつ抜けている存在です。
SDカードデュアルスロットを搭載
普段はJPGという規格で写真を撮っているかと思いますが、出張撮影では一般的にはRAWという形式で撮影します。こちらのRAWはJPGに比べファイルサイズが大きく、開くのにも専門のアプリケーションが必要になることも多いです。また、殆どありませんが時々ファイルの書き込みエラーで見れなくなってしまうこともあります。そんな万が一を防ぐために、1度シャッターを押すとRAWとJPGで別の2枚のSDカードに同時撮影をすることができる機能が便利です。サブカメラと同じですが、お金をもらって撮影するプロに必要なのは万が一の場合の保険なのです。
高感度でも画質が綺麗
高感度というのは暗い場所で明るく撮るのに必要な機能です。基本的には撮り始めは室内や暗い場所での撮影案件は受けないが吉!ですが、それでも日陰などのやや暗い場所で撮影する機会も時々は出てきます。そんな時に高感度耐性が高いカメラだと画質をそれほど損わずにブレない写真を撮ることができます。α7Ⅲの高感度耐性は、以前に高感度モンスターとして有名になったα7sにする匹敵すると言われる性能なので、この部分も安心です。
α7Ⅲのお得な買い方
家電量販店やインターネット、フリマなど様々な買い方がありますが、公式のソニーストアで購入するのが一番お得です!なぜか!順を追って説明します。
15%オフで買える
こちらはちょっと裏技的なものですが、ソニーストアでは株主優待クーポンという物を使うと15%オフでカメラを買うことができます。フリマサイトなどで4000-5000円で販売されていますので、こちらを使えば株主でない人でもお得に購入することができます。
長期保証が無料
公式ストアで購入すると通常の1年間の保証が3年間に伸びます。基本的には無料分でOKですが、落としてしまうのが不安な方は、更に有償で偶然な事故への保証をつけることもできます。
残価設定クレジットが手数料0円で使える
これ、本当にめちゃくちゃいいです。残価設定クレジットというのは、簡単にいうと2年後下取り前提の分割ローンです。最近はiPhone11シリーズの販売でも似たような方法がされていますね。
25ヶ月後の本体を返却するか、もしくは残額をまとめて払うかを選ぶことができます。スマートフォンなどと似たように、カメラはデジタル製品です。こういった製品は2年もするとかなり型としては古くなってしまうものです。
こちらの購入方法なら2年後に返却するタイミングで、また新しい機種の乗り換えることも可能なので常に良い物を安く使い続けることができる、というメリットがあります。
こちらの方法で購入する場合、月々のお支払いがだいたいこれくらい(ソニー公式サイト)になります。この金額は15%オフが含まれていないので、実際はこれよりも更に安い金額でカメラを手に入れることができます。月々8000円以下であれば、なんとかなりそうではありませんか?
おすすめのサブカメラ
できれば理想は同じカメラを二台です!が、金銭的にそれは厳しいのが現実だと思うので、最低限の品質をキープしつつサブカメラとして使えるカメラを紹介します。
上記のカメラはα7Ⅲと同じマウントなのでレンズを交換して使うことが可能です。APS-Cなので同じレンズを使うと多少ズーム寄りになってしまいますが、出張撮影ではぼかしを効かせた撮り方をすることが多くなったきますので、あまり困ることはないかと思います。
カメラマンにおすすめのレンズ
カメラを用意したら早速撮影…!と、いきたいところですが、カメラ意外にもレンズを用意しなくてはいけません。α7Ⅲには標準レンズキットという、レンズとカメラ本体がセットになったものも売られています。しかし、セットのレンズはお世辞にも綺麗とは言いづらく、また、出張撮影で求められる「ボケ」を演出するのには不向きです。
おすすめのカメラをα7Ⅲとしたのには実は本体性能意外にも理由があります。それがレンズです。出張カメラマンに最適なものすごくコスパの良いレンズが存在するのです。それがコチラ!!!
買うのであれば新品がおすすめですが、中古で7万円台くらいでも手に入れることができます。
おすすめ機材まとめ
上記の機材をまとめるとおおよそ下記のようなイメージになります。ある程度まとまった出費は必要ですが、その中で最低限はこの選択ではないかと思っています。
- α7Ⅲ:8000円/月々払い
- Tamron 万能レンズ:70,000〜80,000円程度
- サブカメラ:30,000円程度
必要機材その2『パソコン』
予算別おすすめパソコン
必要機材その3『編集用ソフト』
編集用ソフトはLightroomに決まり
Lightroom CCとLightroom Classicはどっち?
撮影の練習をしよう
カメラに慣れよう
レタッチの練習をしよう
友人を無料で撮影
知人を有償で撮影
友人を無料で撮影
ポートフォリオを作成しよう
最初のマッチングサイトに登録しよう
まず最初に登録するサイト
おすすめの価格設定
撮影のコツ
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価格設定について
撮影のコツ
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