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新型コロナウイルスに対する消毒方法(アルコール/次亜塩素酸水/次亜塩素酸Na/界面活性剤)

次亜塩素酸水は効果があるのか

次亜塩素酸水という消毒液について、賛否両論色々な話を聞いています。

次亜塩素酸水は厚生労働省に列記として効果を認められている除菌水なのですが、その効果が持続しにくい(保存が効かない)という特性もあります。

基本的には医療現場などで、装置で精製しながらジャブジャブと掛け流し的に使う除菌水です。(リンク:厚生労働省審議結果)

なので、ボトルにつめて切り売りしても使う頃には効果なくなっちゃうよ!というのが一般論。

それに対して各社が、技術改善して今までよりは長持ちするようになったよ!と応戦しています。

これが賛否両論のコアの部分ですね。

経産省が新型コロナへの効果を認めた

さて、そんな次亜塩素酸水ですが、元々は経産省により新型コロナには効果が未確認とされていました。

しかし、2020年4月15日に(水)の検討委員会で、経済産業省が次亜塩素酸水の一部を指先の消毒にも有効と修正しました。(リンク:経産省該当HP

ということで、現在様々な除菌液が存在していますが、どれがいいのか(肌への強さなども合わせて)簡単にまとめてみました。

消毒液(除菌液)の種類と対象

具体的
商品例
食品 刺激
アルコール消毒液
(手先用)
準備中
アルコール消毒液
(食品用)
準備中 ×
次亜塩素酸Na 準備中 × × 禁止
次亜塩素酸水 準備中
ハンドソープ
(弱界面活性剤)
準備中 ×
台所用洗剤
(強界面活性剤)
準備中 ×

補足

次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸Na)は名前が似ているけれど別物です。

ただし、次亜塩素酸水は基本的には日持ちしない、日光などで分解されやすいものです。

どれだけ保存が効くのか怪しい商品も多くなってくると思われるので、各社が出しているエビデンス(証拠資料)をしっかりと確認する上で購入するようにしましょう。

ちなみに医療現場などで使われているのは、基本的には物に関しては希釈した次亜塩素酸Naかアルコール、人に関してはアルコール消毒です。(もちろんケースによりますが。)

怪しい製品も増えてくると思うので、基本的には手洗いをしっかりと!そして帰宅したら脱衣所に直行して服をすぐ脱いで洗濯する。

このあたりを徹底していきましょう!(これをしっかりすれば菌は落とせます。)

 

除菌などについては専門外ですが、できるだけ出典元を調べ、学生の頃や前職(化学品の卸売)で学んだ知識も活かしながらできるだけ事実に基づいたことを書こうとしています。が、専門家ではないので、内容に不備がある場合や、最新の情報と変わってきた場合は適宜アップデートなどしていきたいので、ぜひお知らせください。

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