- 安くて歩きやすい本革製の革靴
- 綿100%でアイロン要らずのワイシャツ
- 時代の先端を行くワーカー着
とにかくめんどくさがりで、着たくもないものにお金もかけたくない僕が色々試した結果『これしか勝たん』と感じた靴や・Yシャツ・スーツの紹介です。
僕のことをリアルで知っている人はご存知かと思いますが、僕は超究武神がつくほどめんどくさがりです。
何かをするのが億劫ってことは全くないのですが、無駄な動きが嫌い。
最小の動きで敵を仕留めたい。ご飯食べたら即皿を洗えば洗剤は殆ど使わなくても汚れは落ちるよね。
着た服はシャワーのついでに洗って外干しておけば洗濯機要らないよね…みたいな。
RPGは低レベルクリアが楽しい。
そんな性格なので、堅苦しい服装が苦手です。機能的な意味での無駄が多いから。
機能美があってこその造形美だと思っている(故に、生物や植物はそのままの姿でいるだけで惚れ惚れするほど美しい)ので、Yシャツとかスーツとかネクタイとか革靴とか、機能性を封じられうるのもってどうしても苦手です。
ですが、それを正直にそのまま表に出してしまったら『あいつはだらしないやつ、ちゃんとした服装ができないやつ』というレッテルを貼られてしまいます。
一昔前に、『人は見かけが9割』なんて本がベストセラーになったこともありましたが、(9割は大袈裟だとしても)人は最も多くの情報を視覚から得る生き物なので、もしお客様からぱっと見の第一印象で『この人いいかげんそう』と思われてしまうと、どれだけ良い仕事をしても不信感を抱かれやすくなってしまうものです。
なので、時・相手・場所に合わせて適切な身だしなみを整えることは仕事の成功率に大きく影響します。これはフォトグラファーやフリーランスだけでなく、サラリーマンの方にも共通で当てはまります。
こちらのリンクは写真活動にあたり登録しているマッチングサイトのひとつです。
本当にありがたいこと(多大なる感謝)ですが、多くのお客様からご満足いただけているのは、写真をしっかりと撮っていることはもちろんですが、安心して任せられるような身なりで臨んでいる部分も影響しているものだと思います。(名刺をお渡しする前にちゃんと手指消毒する、とか細かいところも!)
何度かフォトグラファーの身だしなみ講座(リアル)などでも紹介させていただいたものと同一になります。
靴はテクシーリュクス × コロンブス ナイトリキッドしか勝たん
僕には5年間ほどサラリーマンをしている時期があり、スーツ必須の会社だったので色々な革靴を試しました。
定番のリーガルから、クロケット&ジョーンズ、ちょい高級どころだとエドワードグリーンなどまぁ色々履いてきました。(この中ではリーガルグループのREGAL Shoe & Co.が一番よかった。5分くらいかけてめちゃ丁寧に靴紐結んでくれる感じ、ぐうイケメンだった。)
どれも本場の革靴だけあって(革靴にしては)とても履きやすいし履くごとに味のある色にはなってきます。
ただ、出張などで色々動き回り、時には全力に近い勢いで走ったりもする営業マンにとって、これらの靴では具合が悪いこともいくつかありました。
例えば、雨の日に滑りやすいことや、痛むのが早いのでコスパが悪いことなど。
一流階級の社交会で履いていくのにはぴったりだと思うのですが、常用するのにはちょっといかがなものか、という感想でした。
確かにいい革靴ではありましたが、フリーランスやサラリーマンにもっと必要なのは、スニーカーのように軽く動き回れて、通気性も良く(合皮はNG)、値段もスニーカーくらいの金額で買える、といった要素ではないでしょうか。
アシックスのステルススニーカー
なので、見た目は革靴・実態はスニーカーという靴が無いか血眼で探しました。そこで見つけたのが、asics walkingの革靴でした。
asicsは日本人のための靴を作っている日本のメーカーで、個人的にテニスシューズでもよくお世話になっているメーカーでした。
このasics walkingの革靴が非常に良くできたステルススニーカーで、非常に歩きやすい作りながら見た目はきちっと革靴をしています。
15,000円くらいの製品だったのですが、一度購入してみたところ今までの革靴とは比較にならないほど履きやすい。普通に走れる。なんならコンバースとかより早く走れる…くらいのクオリティです。お世辞抜きで。
どのくらい軽快かというと…これくらい↓
ちなみにこの時、本当は普通の格好で走る予定だったのですが、仕事が押してギリギリになったのでそのまま走りました(笑)
目立つつもり全くなかったのですが、社畜がいる!社畜が走ってる!!ってすごい言われた(汗)
この靴をしばらくスタメンにして使っていたのですが、ひとつだけ短所を見つけてしまいました。ただ、本当にスニーカーのように動けてしまうため、普段から履いてしまい消耗が早いところ(笑)
ということで、コストパフォーマンス的にはイマイチなものとなってしまいました。
そこで何か似た靴でいいものが無いか探していた時に発見したのがテクシーリュクス(texcy luxe)の革靴です。
テクシーリュクスもアシックスグループのブランドの一つで、いわばasics walkingの革靴の廉価版という感じです。
作りや質感は履き心地はasics walkingの方がいいのですが、テクシーリュクスはとにかく安い(笑)定価でも6000円台、セールだと4000円台で買えてしまいます。
それでいて外は本革、スニーカーのように歩きやすい。もう革靴はこれだけあれば他に何も要らない…と本当に思わせてくれる革靴でした。
リピーターになってから早5年以上経ちますが今だに革靴はこの靴だけを2足ストックして、傷んだら同じ物を買うというサイクルが続いています。
リピートしまくっているそれ
滑り止めが充実したスニーカーの様な靴底
コロンブス ナイトリトリキッドで光沢感UP
これは高級感をちょっとUPさせる裏技です。acics walkingやテクシーリュクスの革靴は本革製ですが、リーガルなどの本格革靴に比べると柔らかく光沢感の無い皮が使われているので、ぱっと見の高級感はダウンします。
その部分を手軽に補うことができるのが、コロンブス社のナイトリキッドです。
ナイトリキッドは靴の手入れなどに不慣れな人でも塗るだけ綺麗にメンテナンスができることをウリにした主成分はロウのリキッドです。
革靴の色が禿げてきた部分に使って補修することもできますが、このリキッドを買ったばかりのテクシーリュクスに2〜3日に分けて塗布すると、光沢感を増すことができます。
次の写真は、向かって右が塗布した物、左が買ったばかりの状態です。買ったばかりだと粒が揃わないザラザラとした反射の仕方をするので、白っぽく見えます。一方、ナイトリキッドを2〜3回塗布すると、光沢が出て色にも深みが増します。
塗布無し← →塗布アリ
塗布無し← →塗布アリ
最後に防水スプレーを振って完成です。防水スプレーは皮OKな製品であればどの商品でも大丈夫です。
防水スプレーは使い方要注意
防水スプレーの使い方には注意が必要です。フッ素が人体にとって猛毒であることはご存知かと思いますが、それだけではなく、謝って防水スプレーを吸ってしまうと、肺の中まで防水されてしまう危険性があります。肺の中の肺胞がコーティングされてしまうと、肺が酸素を取り込むことが出来なくなり、最悪の場合死に至ります。
実際に人が亡くなる事故も起こっています。絶対に浴室や玄関など空気の滞留しやすい場所では使わずに、必ず換気の良い庭やベランダで、マスクなどもしっかりと着用して、噴射するときは呼吸をあまりしないように意識して使うようにしましょう。
ワイシャツは洋服の青山ノンアイロンマックスしか勝たん
お次、ワイシャツ編です。かぶれたり痒くなりやすいので、僕は化学繊維が苦手です。シャツは綿や絹など天然の物で作られている物しか買いません。
最近はクリーニングに出さなくても洗って干すだけでピシッとするイージーアイロンシャツやノンアイロンシャツがだいぶ増えてきました。
しかし、これらの製品は比較的化学繊維のものや化学繊維6割と綿4割といったハイブリット繊維の製品が多い物です。化学繊維不使用で自宅で洗うだけでピシッとするワイシャツは無い物か…と、これまた色々買っては試すを繰り返した結果、最強の1着を見つけました。
綿100%でアイロンの要らないワイシャツ
それが洋服の青山・ノンアイロンマックスです。洋服の青山のノンアイロンシリーズにはいくつかグレードがあるのですが、その中の最上グレード(最もシワになりにくい)がノンアイロンマックスです。これもまたテクシーリュクスと同じく、この5年くらいヘビロテしています(笑)
これが本当にすごい。本当に全然シワにならない。しかも綿100%。最近はユニクロがなかなか良い綿100%のノンアイロンシャツを販売し始めましたが、ノンアイロンマックスが2世代くらい先を走っています。もう世の中の服は全部この生地で作ったらいいのでは?と本気で思っています。もっともっと評価されていい製品だと思うんだよな…。
しかも、ワイシャツの内側の縫い目も綺麗に折り返して縫われているので、肌に当たってもこすれない丁寧な作りになっています。
お値段は普通のワイシャツより少し高めですが、2枚目半額などのセールをよくやっているのでそういった機会に買えばそこまで痛手にはならないと思います。クリーニング代が掛からなくなるので、その分を考えてもお買い得なのではないでしょうか。
ちなみにSUPER EASY IRONとかは微妙、NON IRON MAXのみがおすすめ。
スーツに見える作業着を先取るならTSデザイン
最後にスーツ編。これに関してはまだ「しか勝たん」と断言できる製品に出会えていません。旅の途中です。
最近はユニクロの感動ジャケット&パンツやワークマンやWWSなどの作業着に見えるスーツといった、スーツなのに動きやすい製品が人気です。これらの製品はだいたい主にポリウレタン製。目こそ細かいですが、作りはジャージ生地に近いように作られており、伸びがよく発汗製も良好です。
スーツだらけの大運動会ができる程度にはどれも快適なのですが、アンチ化学繊維クラスタの僕としてはポリウレタンにはどうしても抵抗が。(感動ジャケットも人にあげてしまいました。)天然繊維だけで作られた快適なスーツを日々探しています。
作業着なのにかっこいいTSデザイン
そんな中で見つけた、超絶かっこいいブランドを紹介。コロナの反動でアウトドアの人気が増し、追い風を受けてワークマンの人気が出ました。通常アパレルメーカーはクールごとにどんどん新しい製品を発売していきますが、ワークマンは敢えてそれを行わずに販売期間の長い製品を作ることで、デザイン費などを抑え、高品質ながら圧倒的低価格の商品を供給しているワーカー御用達のメーカーです。
では、作業着メーカーがデザイン費を惜しまずに使ったらどうなるのだろうか?そんな疑問に答えるようなメーカーが今回紹介する、TSデザインです。百聞は一見に聞かずと言うので、とにかく一度公式ページや商品カタログを見ていただければと思うのですが、え、これ作業着なん?モデル外人多ない?
作業着は一般的にはやや大きめシルエットの物が多いのですが、TSデザインの製品はややタイトでシュッとしたシルエットの製品が多く、他社とは一線を画しています。残念ながら綿100%の細身作業スーツはまだ存在しないようですが、化学繊維ながらステルスジャケットなども取り扱ってるのでワークマンやWWSの一歩先の作業用スーツを手に入れたい方にはおすすめです。
またスーツ以外でも、タフな仕事でもしっかりと使えるシルエットの綺麗な作業着をたくさん扱っているので、野外撮影を行うフォトグラファーさんにもおすすめな作業着がたくさんあります。ぜひ色々見てみてください。(そしてあわよくばいいのがあったら教えてください…)
おわりに
今まで生きているうちに何度か『手を抜くことに全力だよね』と言われたことがあるのですが、まとめ記事買いていると、確かに手を抜きたいのに色々試しまくって時間とか手間とかお金とかかけちゃってるな、と気付きちょっと反省しました。パソコンどれがいいかとかも、探し探しで散財した結果MacBookに辿り着いているし。
流行りに乗っかってしか勝たんとか言っちゃってますが、心と体(人間の全て)おっさんなので心と発言のGAPに嫌な発汗がENDLESS RAIN FALL ON MY HEART。そのうちこっそりおすすめ!とかオヌヌメ!とかに変えてしまうかもれません。
へば!よきTPO服装ライフを!よかったらインスタで絡みにきてください〜!結構よくレス返します!